
こんにちは、あだちマン(@h2tomohiroo)です。
未経験からエンジニアに転職する上で、志望動機は非常に重要です。
スキルももちろん大事ですが、それ以上に志望動機をしっかりと話せることは、皆さんが想像している以上に重要です。
スクールに通っていたとはいえ、僕がスキルがほぼないに等しいくらいのスキルの低い状態からエンジニア転職できたのは、エンジニアになりたい志望動機が明確だったことと、エンジニアに活かそうな前職の強みをアピールできたからだと思っています。
今日は実際に僕がアピールしたエンジニア転職での志望動機をご紹介します。
前職の強み(経験) × エンジニアのポテンシャルをアピール
ビジネスサイドを意識したエンジニア
僕は営業職出身ということもあり、やはり
実際にエンジニアとして働いてみて、エンジニアは事業部としての売上やビジネスサイドを意識した動きをできる人は多くないな、というのが僕の印象です。
そもそもエンジニア職にはビジネスサイド視点を求めてない、という会社や組織もあるかもしれませんが、
個人的には、エンジニアとしてビジネスサイド視点があることは重要だと思っています。
単純に転職活動時の面接受けが良いのもありますが、現場のエンジニアの方は
技術やコードを書くこと自体が好きな人が比較的多く、ビジネス面を意識している人はそこまで多くないので、ビジネス視点がある人は重宝されます。
自分の強みアピールの3つの例
①チームでの成果最大化を意識した動き
営業時代は自分の営業ノルマの達成を目標にした動きと同時に、チームとしての売上ノルマの達成を意識して動いていました。
自分の売上目標を達成することが一番大事ではあるのですが、最終的には事業部の売上目標を達成させることが重要です。
そのためには、自分の所属しているチームの売上目標達成させることが重要です。
なので、自分の売上目標+チームの他の人のサポートや、チームの売上が足りないときには、自分の売上目標が達成していても、プラスアルファで売上をあげることを意識して動いていました。
②事業部の売上目標を意識した動き
チームの目標達成を意識しながら、事業部のノルマ達成に向けた動きもしていました。
事業部の売上数値達成のために、自分で自発的にプロジェクトを立ち上げて、プロジェクトリーダーとして動いていました。
そうした自主的な動きは上長や事業部長から評価してもらえていました。
③事業部の枠を超えた他事業部と連携した働き・動き
②の事業部目標達成のために、事業部の枠を超えて、他の事業部の人と協力・連携した動きもしていました。
事業部の枠を超えて動きというのは、なかなかやる人も少なく、やっていただけでちょっと目立った動きとして評価されました。
実際に、事業部の枠を意識せずに、事業部として会社として売上を上がられることならやらない手はないので、当然のようにやっていました。
エンジニアとしてのポテンシャルのアピール
①今の開発で工夫した点や大変だった点を分かりやすく説明する
面接官の方は、あなたがスクールでどのようなことを学んでいて、どの程度の理解力であるかをほとんど分かっていないと考えてください。
スクールでどのようなことを学んでいて、今の自分はどこまで理解していているのかを丁寧に自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
そして、開発する中で理解が難しかったり、実装に苦労した内容を話すことで、どの程度のレベルなのかを説明できるようにしておいてください。
その内容がより具体的に話せれば話せるほど、面接官にもあなたのレベルが伝わり、好印象を与えることができます。
開発で困った内容などがより深い内容であればあるほど、エンジニアとしての素養や成長意欲を評価してもらえる可能性が高まります。
②どういった時に楽しさややりがいを感じるかを説明する
僕は「コード書くのが超楽しいぜ!!」という感じではなく、どちらかというと、自分がほしいサービスや実現したいことをプログラミングを通じて達成して、動くものができることにやりがいと喜びを感じるタイプです。
どういったモチベーションでエンジニアを志しているのか、その動機となる部分を説明できるようにしておきましょう。
僕は、「サービスを作りたい!!」というのがエンジニアを志したモチベーションでした。
③自分の目指すエンジニア像を話す
エンジニアにも色々なタイプのエンジニアがいると思います。
- 技術が好きで、技術を極めたいエンジニア
- コードを書くこと自体が好きなエンジニア
- サービスを作るのが好きなエンジニア
あくまで上記は一例ですが、自分がどのようなタイプのエンジニアを目指しているのか、を話せるようにしてください。
僕の場合は「事業をつくれるエンジニアになりたい」という話をしていました。
前職が営業職だったこともあり、やはり最終的にはビジネスとしての売上や利益をあげれるサービスを生み出したいと思っていたので、
「技術が分かり、自分でサービスを開発しながらも、事業として利益の出るサービスをつくれる人になりたい」と話していました。
意外にこいったタイプのエンジニアは多くなく、ビジネスサイドを意識したエンジニアを求めている企業は多いので、
営業職やビジネスサイドの職種からエンジニアにキャリアチェンジする方にとっては、多少参考になる事例かな、と思います。
自分の強み×エンジニアとしてのポテンシャルをどれだけアピールできるか
前職での実績やこれまでの自分の経験をもとに、自分の強みを十分にアピールした上で、エンジニアとしての成長見込みをどれだけ見せられるかが、未経験からのエンジニア転職には非常に重要です。
僕の例を参考にして、ご自身の場合に当てはめて、自分の言葉で話せるようになれれば、内定に大きく近づくと思います。
このあたりが自分の中で整理できてくれば、あとは企業との相性にもなってくるので、ある程度、受ける企業数を増やして、確率を高めていきましょう。